- Canonの防振双眼鏡ってコンサートにおすすめ?
- 人気だけど高くない?
- デメリットはある?
「Canon12×36 is III」といえば、防振双眼鏡の人気ランキングの常連。
「コンサート用としておすすめなの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
高いお買い物なので、絶対に失敗したくないですよね。
京セラドームで3日間使ってみて大大大満足したよ!

ここは改善してほしいと思う点もあったので体験を元に正直レビューしていきます!
本記事では、Canonの防振双眼鏡を購入する前に知っておきたい「おすすめしない理由」についてジャニオタの個人的見解を記します。
再度申し上げますが、わたしは「リピあり大大大満足」なんです。ただ、目的や使い方によっては向かない方もいると思うので、購入・レンタルをお考えの方は最後までチェックしてみてください。
Canon 12×36 is III は最高品質の革命的防振双眼鏡!
はじめてCanonを使ってみたのですが、「ほんとにコレとんでもなかった」です。
視野が広く明るいのはもちろん、ピントがぴったり合ったときの「目の前で踊ってる感」で鳥肌がたちました!!!
- 肌質・髪質まで感じる4Kクオリティーが革命的
- 対物レンズ口径36mmで同等モデルに比べて明るい
- 防振機能が瞬時に効く
- 連続9時間のバッテリーの持ちの良さ
- 特殊な電池は不要、単3電池でOK



背景から推しだけ浮き出て見えて「視界に推ししかいない!」というVRのような感覚!肌や髪の質感まで感じられとてつもない多幸感でした。
価格・スペック
基本情報
- 発売:2015年7月
- 価格:約90,000〜(Amazon)
- 大きさ:約127(全幅)×174(全長)×70(全高)mm
- 質量:約660g(電池別)
- 手ブレ補正動作中、上部表示ランプが点灯
発売から年数が経ってなおランキング常連なのが、性能の高さと人気っぷりを表していますね。
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Canon 12×36 is IIIをおすすめしない理由
大大大満足なのに「おすすめしない理由」があるの?と思われるかもしれませんが、感動と引き換えに、個人的にここはちょっと合わない方もいるのでは?という点もありました。
他の人気機種と比較して重たい
旧モデルと比べて軽量化されていますが、こちらは2015年発売モデルです。
現行モデルとはいえ、他メーカーの最新モデルと比べると重量はやや重ためといえます。
機種 | 重さ |
---|---|
Canon 12×36isIII | 660g |
VCスマート12×21Cellarto | 409g |
ATERA II H12x30 | 422g |
STABILIZED 12×25 S | 395g |



人気4機種の中だと1番重たいですね。
片手で持ちたい方は腕が疲れるかも。
ペンラもうちわもずっと持ちたい!機能より軽さ重視!という方には少し厳しいといえます。
わたしは、左に防振、右手にペンラを持ってみましたが、片手は厳しいので以下で乗り越えました。
対策として
- ペンラ振らない曲は両手で双眼鏡をもつ
- 双眼鏡不要のタイミングは付属のストラップで首からさげて腕を休ませる
- ペンライトは手首用ストラップをつけて落下防止対策しておく



特に両手持ちはピントも合わせやすく安定するので、本来の機能を100%堪能できておすすめ!
大きいです!片手操作は難しいかも
視野が広いこと引き換えなのかもしれませんが、かなり存在感があります。
手が小さめの方は、片手で持つのは結構しんどいかも。
公式うちわと並べると


ピント調整まで片手で操作するのは至難の業。やはり両手で持つ必要があります。
※そもそも両手で持つことを想定されているので、我々オタクが勝手にペンラだのうちわだと騒いでいるだけなので申し訳ないのですが笑
人気機種との大きさ比較(図解)


大きさでは左が一番小さく、
Nicon<Kenko<Vixen<Canonの順番です。
比較するとやはり大きめ。



それでも私はあの感動が忘れられないので、この大きさと引き換えなら許せちゃいますね。
防振機能はスイッチを押している間だけ有効
防振機能をオンにするには、スイッチを押しっぱなしにしておく必要があります。
(説明書を見てなくて)最初不具合かと思いましたがそういう仕様です。


ここはなんとか改善していただけると嬉しいですね。
基本的には防振で見たいので、公演中はほぼずっと押してました。
緑ランプの点灯対策



盗撮と間違われないよう光を軽減する対策をしておこう
- ランプ部にシールをはる
- お弁当バンドをまいておく
レンタルしたらお弁当バンドがついていてなるほど!と思いました。
機種別の防振機能スイッチ比較
防振機能をオンにする方法は、機種によって様々です。
機種 | 防振機能オンオフ |
---|---|
Canon 12×36isIII | スイッチを押している間はON。離すとOFF。 |
VCスマート12×21Cellarto | スライド式スイッチでON・OFF切替可。 |
ATERA II H12x30 | スライド式スイッチでON・OFF切替可。約90分で自動OFF。 |
STABILIZED 12×25 S | プッシュ式スイッチでON・OFF切替可。約60分で自動OFF。 |
ピント調整のダイヤルが防振スイッチと近い
ピント調整ダイヤルは、真ん中上部にあります。
一般的なダイヤル式ですが、防振機能のスイッチと近い場所にあります。



意図せずダイヤルを触ってしまって、ピントがずれることがありました。


すぐに合わせられるので、そこまで困りはしないんですけど、ダイヤルを固めにする等改善されると嬉しいです。
公演中は、推しがメインステージ・バックステージ・外周などに移動するたびにピント調整することになるので、
ダイヤルが回りやすいのはメリットでもあるんですけどね。



こればかりは慣れるしかなさそうです。
まとめ:Canon12×36isIIIはコンサートにおすすめ?
結果からいうと「コンサートにはおすすめ」です。
- 重い
- 大きい
- 防振スイッチを押し続ける
- ピント調整ダイヤルが防振スイッチと近い
それを凌ぐクオリティーなのでおすすめ
ぜひあの感動を味わってほしいです。
こんなにクリアに自担を見れたことに感謝、最高のツアーの思い出になりました。
手が小さめ、重たいのは困る、という方はもちろん他の機種も検討余地ありです。
結局どれを選べば良いのかお悩み中の方へ
何を重視するかで決めましょう。ざっくり分けるとこんな感じです。
コンパクトさ重視 | バランス重視 |
![]() ![]() Nicon STABILIZED 12×25 S | ![]() ![]() Vixen ATERA II H12x30 |
手軽さ重視 | 見え方重視 |
![]() ![]() Kenko VCスマート12×21Cellarto | ![]() ![]() Canon 12×36 is III |
まずはレンタルしてみるのもおすすめ
慎重に決めたい方は、まずはレンタルで手軽に試してみるのもおすすめです。



3,000円〜レンタルできます。
手続きも簡単♪
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迷っている方はぜひご参考にしてください。


皆さまのツアーが素晴らしいものとなりますように祈っています。